『山崎豪の妄想釣り記』vol.1

どうも釣り記新メンバーの山崎豪です。
竹森さんからテーマをいただき言葉を書かせてもらう事になりました。
稚拙な文では御座いますが一つお付き合いを。
読む前に一言、
大いなる偏見と妄想で書いております故に、
その辺は御勘弁を。
今回いただいたテーマは「釣りする女」
釣りする女かぁ、
ううむ、あんまり想像出来ないなぁ。
そもそも僕は女や男って呼び方が好きではないんです。
ぼくは「の子」を付けたい派なんです。
だって男の子と女の子の方が、ほら響きがこんなにも可愛らしい。
まぁそんな事はどうでもいいですね。
って事で「釣りをする女」について考えてみます。
まず釣りは男性がやっている割合いの方が圧倒的に多い。
特に運動神経や体力が必要なわけでもないのに
なにゆえ女性が少ないのだろうか。
それを考えた時にまず「退屈」であるからだと僕は考えました。
なんたって釣れるまで「待つ」というのがなんとも退屈なんですもの。
頭ではわかってます。
きっとその待つ事を楽しめる様になった時に本当の意味で釣りを楽しめるようになるのだろうけど、
どうにもジッとしているとお尻がムズムズしてきてしまうんです。
要は刺激を欲してしまう訳です。
女性が刺激を求める生き物であるというのは皆さんも知っての通り(超偏見)
なんてったって振られる理由に「優し過ぎる」なんてものがある位だ。
尽くして尽くして、その挙げ句の果てにそんな何ともよくわからない理由で振られるのだ。
そんでどうせちょい悪系のワイルドなヒゲの男とすぐに付き合っちまうんだ。
やってられるかこんちくしょう。
おっと御免なさい、
私怨が入って少々口が過ぎてしまいました。
気を取り直して。
だけれど待つ事を愛せる女性ももちろんいます。
いや、たくさんいるはずです。
そうであると信じたい。
しかしその待つを乗り超えた先に得たものが更なる試練になる。
「魚」だ。
あいつはヌルヌルしてて気持ちが悪い。
しかもヌルヌルのうえにビチビチ暴れる。
こわい。
食べれば美味しいし、
釣り上げれば確かに気持ちもいい。
しっかしヌ~ルヌルしてて気持ち悪い。
夜中の池で見る鯉なんかもはや妖怪に近い。
とまぁ、
そんな理由で釣りは女性に取ってあまり魅力的に映らないのではないでしょうか?
しかしそんな困難にぶつかってもなお、
釣りが好きだと言う女性がいたのならばそれは間違いなく素敵な女性であると思う。
なんてったって待つ事を愛し、
餌として使う虫や魚のヌルヌルにも臆する事のないたくましさを兼ね備えている女性なのだから。
それでいて駆け引きも上手ときたもんだ。
そりゃぁ、
まごうことなき良い女である。
魚なんて二の次でどうにかその子の心を釣りあげて、
是が非でも嫁にしたいものです。
だが良い女が易々と釣られるはずがなく、
釣りをする女性の心は真鯛(真鯛を釣るのは難しいらしい)を釣るより難しいんじゃないでしょうか?
では最後に謎掛けを一つ。
「釣り初心者」と掛けまして、
「良い女の態度」と解きます。
その心は、、、
どちらも「つれない」でしょう。
お後が宜しい様で。